【Day11】リード足補強『ハードルプッシュ』とは?

 

前回の復習


 

ードルが高く感じてしまうと…

 

足を振り上げる
動きになってしまいがちですが、

 

そうではなくて
上から下に「またぐ・越える」ように
意識することがポイントでしたよね?

 

ミニハードル走では
ぴょんぴょん跳ばないように、

高いから “跳ぶ” じゃなくて
高くても「またぐ」が正解なんです。

 


      上が「またぐ」、下が「跳ぶ」

↑またぐようなイメージが出来れば

上に浮いて、滞空時間が長くなったり
着地で潰れることを予防できます!

 

 

 

技術には、筋力も必要

 

回のブログで
ハードルを「またぐ」っていう

新しいイメージを頭の中では
理解できたかもしれません。

 

でも、イメージだけでは
すぐには出来ないこともあります。

 

 

想像してみてください

 

オリンピックに出て
110mHの金メダリストの

80歳のおじいちゃん。

 

今はもう絶対に
ハードル跳べないですよね。

 

 

っている技術は
超一流かもしれないけど、

その技術を発動するためには
身体のレベルも必要なんです。

 

生まれたばかりの赤ちゃんが
立ったり歩いたり出来ないのは
筋力的な影響も大きいですよね。

 

少し極端な例だったかもしれないけど
ハードリングでも同じです。

 

頭のイメージだけではなく
そのイメージ通りに動かせる
『カラダ』が必要です!

 

 

リード足は「腸腰筋」

 

ード足を
素早く前に出すためには

「腸腰筋」が必要です!

 

腸腰筋を正しく使えれば
リード足も理想の動きに近づいていきます!

 

 

 

どうやって身につけるか?

 

ード足に必要な腸腰筋を
パワーアップさせつつ、

上から下にハードルを
またぐような正しい動きを身につけるには、

 

『ハードルプッシュ』

を、やってみてください!

 

正式な名前とかなさそうなので
とりあえず名付けておきました!笑

 

 

やる時のポイント!

 

膝は高く上げてから、足裏で押す

 

足を振り上げるのではなく
膝の位置を高いところまで持ってきてから
高さをキープしながら、

かかとをハードルより奥まで
持っていくイメージで!

 

軸足の位置で難易度が変わる

理想は遠目で
やってみてください!


↑ここまで出来たら完璧(上級者編)

 

難しい場合には
少し近づいてみてください!

 

腸腰筋を意識!

膝下を振り出すので
前モモも多少使ってしまいますが、

1番は「腸腰筋」でしっかりと
股関節からリード足を上げて
上から下の動きを意識!

 

 

ハードルがなければ…

 

しかしたら
ハードルがない時も
あるかもしれません。

 

そんな場合には

『ヒールプッシュ』です!

 

これは僕が作った
オリジナルのドリルです。

 

やり方は、簡単で
名前の通りに

ヒール(かかと)で
プッシュ(押す)ように
意識してください!

 

簡単そうに見えて
意外と難しいドリルです。

 

STEP ①:膝を高く上げる

 

ま先を上げながら
膝を高く上げます。

※ 姿勢が後傾しないように注意

 

STEP ②:かかとで押すように前へ

 

の裏で、押すように意識しながら
足を伸ばしていきます。

 

※ ゆっくり膝を伸ばすので、
前モモが使われますがOKです。

 

 

STEP ③:高さをキープしながら戻す

 

モモの位置をキープしながら
膝をたたむように戻してください。

これだけです!

 

 

NGパターン

 

「振り上げる」ような動きには
ならないように注意してください!

 

連続3回くらい出来たら
優秀だと思います!

 

負荷がかなり高めです

 

僕は柔軟性が高いので
膝を伸ばしきれますが、

前モモの負担が大きいので、
頑張り過ぎて痛めないように
注意してください。

 

ハードルプッシュ

 

ヒールプッシュ

 

練習後で筋肉が
疲れている時などには
つりそうになる可能性もあります。

 

今のあなたの
出来る範囲で大丈夫ですので
少しずつ完璧を目指しましょう!

 

 

あくまでも「またぐ」ため

 

筋トレさせたいんじゃなくて
正しい動き方を教えたいから紹介してるので
それだけは目的がズレないように!

 

 

次回予告!

 

回は、着地から
しっかりと走り出す方法です!

 

リード足はハードルを越えたら
「着地をする足」でもあります!

 

 

ゃあ、

ハードルを跳んでいる空中で
どういう意識を持ったら、

着地で潰れることなく
大きくパワフルに
走り出すことが出来るのか?

 

を解説していくので
楽しみにしていてくださいね!

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました!

ぐ〜ら

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