【 前傾姿勢を長く保つコツ】

 

傾姿勢しても
すぐ顔が上がる場合は

ひたすら”アソコ”を押そう!

 

それだけで疲労が減って
後半まで「伸びる」ように走れる !

 

 

距離選手なら
99.9%の選手が

スタート直後に
「前傾姿勢」をして走りますよね…?

 

それだけ

「前傾は大事」
「スタート後は、やるのが当たり前」

って、思ってる選手が
ほとんどだと思います。

 

 

それくらい当たり前に
みんなやってるのになぜか

「前傾姿勢で走るべき理由」を

ハッキリと理解している選手は
ほんのひと握りしかいないなって。

 

もしかして、あなたも

「プロ選手も前傾してるから」
「陸上始めた時にやれと言われたから」

そんな理由で
とりあえずやっていませんか…?

 

プロ選手の”カタチ”を
真似しただけの「見よう見まね」の
前傾になってしまっていませんか??

 

まずは「前傾姿勢で走るべき理由」を
知らなければ、正しい前傾姿勢は分かりません。

 

 

「理由や目的」を知らなければ

  • 何mで顔を上げて良いのか
  • 前傾は何度が良いのか
  • 足はどう動かすべきか
  • 自分にとって最善の前傾姿勢って?

おそらく↑のことが分からずに
タイムが伸びにくくなる危険性が高まります。

 

い選手の前傾と
同じ「カタチ」に真似してみても

  • 顔がすぐ上がってしまったり
  • 加速が中途半端になったり
  • 地面を押すパワーが弱くなったり
  • ライバルに置いていかれたり

上手くいかない場合が多いですよね…。

 

 

でも、それは当然なことです。
なぜなら…

 

45度の前傾姿勢を “する” のは間違いで
『ある』目的を達成しようとした結果、
  前傾姿勢に「なる」が正解だからです。

 

 

世界のトップ選手なども
45度の姿勢とかを作りにいったり
キープしようとしているのではなく、

効率よく『前に進む』ことを
目的に走った結果、
前傾姿勢になってるんです。

 

 

「ん?どうゆうこと…?」

っていう感じだと思いますが、

 

これからお伝えしていく

  1. 前傾がなぜ必要なのか
  2. すぐ顔が上がってしまう理由
  3. どうすれば改善出来るのか?

を、理解していけば
だんだん分かっていくので
丁寧にじっくりと読み進めてみてください↓

 

 

前傾をするメリット

 

陸上選手なら初心者でも
プロでも前傾姿勢をしているのは

今のところ
前傾姿勢で加速していくことが
理論上、1番速いとされてるからです。

 

じゃあ、なぜ
「速い」とされているかというと、

  • 倒れ込む力を使える
  • 前へ進む推進力を作りやすい

という大きく2つの
メリットがあると考えられているから!

 

①:倒れ込む力を使える

 

身体をまっすぐな1本の棒のようにして
そのまま前に倒れていくと、

自然と「前に進む力」が生まれます。

 

地球の重力とか、体重があるから
こういうことが起きるわけですが、

嬉しいことに
この「倒れ込む」ことには
筋力とかエネルギーが要らないんです。

 

たった100mでも後半失速したり
足が上がらなくなるように

人間は全力で数秒走るだけでも
エネルギー不足になってしまいます。

 

だからこそ
1番大きなパワーが必要な
レース前半でエネルギーを使わず

前へ進む力になる
「倒れ込む力」を利用できれば、

後半まで「伸びる」ように走れたり
自分の身体のポテンシャル以上の
パワーを引き出せるようになります!

 

 

ょっと極端な例ですが、

急な下坂を転がるだけなら
エネルギーも不要で、何もしなくても
どんどん加速できますよね!

チーズ転がし祭りの映像

(前傾の「倒れ込む力」を使えば、筋力を使わなくても転がるように加速できます)

 

張って「走ろう」とすると
カラダや筋力という『自分の力』だけで
なんとかしようとする選手も多いですが、

俗にいう

  • 「反発」をもらうとか
  • 「重心」を使うとか
  • 「遠心力」とか

自分のカラダの「外」の
パワーを使うことが出来れば、

 

ラクに走れたり
ゴールまで疲れにくかったりするし、

筋力が無さそうな選手なのに
誰よりもタイムが速かったりすることも
あるというわけです!

 

前傾の目的①として
「倒れ込む力」を覚えておいてください!

 

 

②:前へ進む推進力になる

 

速く走るためには
前に進むことが大事だと思いますが、

じゃあ、どうすれば効率よく
「前」に進んでいくと思いますか…??

 

なたもすでに十分
分かっていると思いますが、

効率よく前に進むには
足が地面についている間に

後ろ向きのパワーを出来るだけ
大きくしていくことが重要です!

 

ここでのポイントは
後ろ向きってことです!

 

NGなパターン

前傾が間違ってる選手は
「下に押そう」としたり、

倒れ込み過ぎたカラダを
「足で支えよう」としたりすることで

顔が上がってしまいます。

 

走るっていうのは
「前に」進むのが最重要なので

上下の動きにならないように注意しよう!

 

 

正しい前傾姿勢は、どうすれば…?

 

傾姿勢の2つのメリットである、

  • 倒れ込む力を使える
  • 前へ進む推進力を作りやすい

を、両方利用できれば
より速く走ることが出来ます!

 

 

そのために大事なことは
たった1つ。

とにかく「押し進める」こと!

 

 

地面を強く押すことで
身体が進んでいくのはもちろんのこと

「倒れ込む力」の
バランスを取る役割にもなります!

 

 

の平に乗せたホウキを
前に傾けて、倒れそうになっても

自分も追いつくように進んであげれば
バランスが安定するように

ホウキ-前傾姿勢

 

「倒れ込む力」と「進む力」の
バランスが取れていることで
前傾姿勢のまま走り続けることが出来ます!

スタート-前傾姿勢

 

ちなみに
セグウェイが倒れないのも
同じ原理です!

 

「倒れる力=車輪の進む力」だから斜めなのに倒れない
セグウェイ

 

倒れ込む力を
足で支えようとしてしまうと
顔が起き上がってしまうので、

前傾姿勢-走り

 

しっかりと押し進める力で
前傾姿勢をキープするようにしよう!

100m-スタート

 

 

まとめ

 

傾姿勢っていうのは

  • 倒れ込む力を使える
  • 前へ進む推進力を作りやすい

2つのパワーを利用することで
効率よく進めることが分かりましたね!

 

大事なので何度も言いますが

45度の前傾姿勢を “する” のは間違いで
「倒れこむ力」と「押し進める力」を利用した結果
前傾姿勢に「なる」が正解です。
 

 

だからこそ、
“カタチ”だけの前傾をしても
足は速くならないので注意しましょう!

 

そもそも良い走りが出来たかは

前傾が高い・低いじゃなくて
進んだかどうかで判断するべきなので
あまり”カタチ”にこだわらなくて良いです。

 

 

理想と、最善は違う。

 

世界トップ選手は
45度くらいの前傾で走ってることが多いです。

理論上でもやはり
45度くらいが1番良いと思います。

 

それが前傾姿勢の「理想」ですが
あなたにとっての『最善』とは限りません。

 

45度の理想の動きで走りたいと
こだわり過ぎてしまうと、

倒れる力が強くなり過ぎて、つまずいたり
ブレーキをかけることになったりします。

 

大きくカラダを傾けるには
それ相応の進む力が必要だからです。

 

だから、理想よりも
自分のレベルに合わせた
角度を探してみてください!

スタート

 

 

れは僕も昔
失敗してしまったことですが、

欲張って自分のレベル以上に
角度を低く無理にやろうとし過ぎて

腰が引けたり、ブレーキになったり
タイムは悪くなってしまったことがあります。

 

僕の他にも同じ失敗をした選手を
何人も知っています。

 

身体が起きているとなんか
下手に見られそうで嫌かもしないけど

自分のレベルを見誤って
減速して勝負に負ける選手の方が
よっぽどダサいので、

 

科学的な理想は45度だけど
あなたが1番速く走れるのは何度なのか??

を、練習で試行錯誤しながら
見つけていきましょう!

 

 

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