足の速さに才能は関係ない。

おすすめの【陸上短距離メニュー】ストライドが伸びる股関節ドリル

    
陸上ドリルメニュー
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おすすめの【陸上短距離メニュー】ストライドが伸びる股関節ドリル

 

近・・・

「おすすめのメニューとかないですか?」
「どんな練習をすればいいですか?」

?質問

なんて質問をよくいただくので、

今回は陸上短距離選手なら
ぜひともマスターして、

日々の練習に追加しておきたい
ドリルメニューを紹介します!

 

今回のドリルメニューを行うことで

身体の中でも大きい筋肉が集まっている
身体の中心部から動かすことができます。

さらには身体の姿勢も整うので
接地した後、すぐに次の動きに
繋げていくことも可能です!

 

に今回お伝えすることを
正確に行うことが出来ていなければ、

レースの中盤から後半で
身体の軸がブレてしまうので、

身体の姿勢が出来ていないことで
せっかく地面を強く蹴れたとしても
地面からの反発を活かすことが出来ません。

 

同じ1動作だったとしても、

正しい筋肉を意識して
動かせるかどうかの違いだけで、

パフォーマンスが違ってくるので
ぜひ習得してほしい内容になっています。

 

「股関節」から動かすことが最重要

 

効率的に走っていく上で大事なことは
「股関節から動かすこと」です。

 

股関節が使えないと起きがちな悩み

  • ストライドが伸びない
  • うまく地面を蹴れない
  • ピッチが上がらない
  • 足が流れてしまう

股関節から動かせないことが
↑のような悩みの原因になることがよくあります。

 

なぜ股関節が使えないだけで
こんな風な悩みが増えてしまうのかというと、

股関節を使っていないということは
「別の筋肉を使ってしまっている」ということ。

 

本来であれば、股関節 周りの筋肉を
使って走らないといけない場面で、

別の筋肉を使ってしまっているからこそ
走りに「問題」が起きてしまうのです。

 

関節を意識することで、

股関節 周りの大きな筋肉を
使えることができるようになったり、

足の可動域が大きくなることで
ストライドや地面へ加えるパワーを
最大化していくことができます。

 

その他のムダな筋肉に
動きの邪魔をされないからこそ
足の動きがスムーズになり、

ピッチが速く足が流れない
足の回転が綺麗に整います。

 

股間節をしっかりを使って
走れるようになるだけで、

走りには良い影響が
たくさんあるので、

これからご紹介する
股関節ドリルメニューは
ぜひ参考にしてみてください!

 

おすすめの陸上ドリルメニュー

 

これからご紹介するメニューは
2人のオリンピアンが実際に
日々の練習で取り入れているメニューです。

 

動画の中で大事なポイントや
気をつけなければいけにポイントを
分かりやすく解説しているので、

ぜひ参考にしていきましょう!

 

野澤啓佑 選手の股関節ドリル

 

野澤啓佑

野澤選手の専門は400mハードルで
自己ベストはの48秒62。

2016年に行われた
リオデジャネイロオリンピックの
セミファイナリストです。

ハードルをバーを使ったドリル

 

このメニューのポイント

  • 猫背にならないようにバーを使う
  • 足を上げた時に身体が横に傾かないように

 

ハードルを置いてあげることによって
強制的に股関節を大きく動かすような
工夫がされていますね!

 

また、このメニューを行うときに
よく足元をみてしまって目線が下がったり、

足を大きくあげるために猫背になる
もったいない選手が多いですが、

棒状のバーを担ぐことによって
猫背になってしまうことを防いで、
正しい姿勢を保つ工夫がされています。

 

松下祐樹 選手の股関節ドリル

松下祐樹

松下選手の専門は400mハードルで
49秒10の自己ベストを持っています。

2016年リオデジャネイロオリンピックの日本代表、
2015年北京世界選手権のセミファイナリストです。

 

また大学時代まで十種競技をやっていて
自己ベストは7508点で全カレで優勝しています。

 

走りの動きに近い股関節ドリル

 

 

このメニューのポイント

  • 股関節から大きく動かし、しっかり前まで持っていく
  • 上半身が傾かないように腰回りの筋肉を
    しめながら体軸を意識する

得られる効果

  • 下半身と上半身の連動性の向上
  • 上半身のブレ防止力向上による力の伝達向上

 

 

股関節は上半身と下半身の
中間に関節なので、

上半身と下半身の動きを
連動させやすいメリットがあります。

 

また振り上げた足を
しっかり前まで持っていくことによって
接地の際にブレずに反発をもらうことができます。

 

1番大事なのは「やる時の姿勢」です!

 

画を見ていて
あなたも気づいたかもしれませんが、

2人の選手がポイントとして
解説していたのは、

どちらも「姿勢」でしたよね?

 

股関節を動かす際に
姿勢を正しく出来るかどうかで
効果が変わってしまいます。

 

猫背&後傾は絶対NG

猫背になったり、後傾すると
足を上げやすくなります。
(実際には上がったように見える)

しかし、姿勢が悪いと
上げた後の「次の動作」に繋がらなかったり
接地した後の反発をもらえなかったりします。

 

意識しても姿勢が治りにくい場合は、

野澤選手が紹介していた棒状のバーを
肩に乗せながらやってみてください!

 

足は必ず前まで持っていく

 

松下選手が解説していましたが、

足を後ろから持ってきた時には
必ず前まで持ってきてから、
下に振り下ろすようにしてください。

 

「足を前まで」っていうのは、
↓の図のように、膝を前まで持ってきて、
「足のスネが真っすぐ」になってから下ろす。

陸上 短距離 ドリル

ということです。

足のスネが真っすぐにならないまま
中途半端に下ろしてしまうと、
地面にうまく力を伝えられません!

 

足のスネが真っすぐになったら
前に出した足に腰を乗せるよに
接地してあげましょう!

 

走りのイメトレやアップにも使えます!

 

今回ご紹介した動きは、
足を股関節から大きく使うイメージを
つけるためだけでなく、

股関節 周りには多くの筋肉があるので
今回のドリルを行うだけで、

血流がUPして、身体が温まりやすいので
アップの際に数回するのもおすすめです!

 

事なので、何度も言いますが
股関節を意識する際には、
「姿勢」が大事ですからね!

 

ぜひアップメニューや練習に
取り入れてみてください。

 

股関節の動きを走りに近づけよう!

 

今回のドリルメニューで
股関節 周りの筋肉を使えるように
なったら次のステップです!

走りに近づけていきましょう!

 

今回は歩きながら
ゆっくりと行いましたが、

走りに繋げていかなければ
タイムには繋がりにくいです。

 

なので、↓の記事で
100m200mのオリンピアンが紹介している
「腿上げドリル」を行う際にも、

今回の股関節や姿勢の
意識を応用してみましょう!

↑クリック↑

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

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