【スタブロの蹴り方】上手く蹴れない選手必見の「爆発力のあるスタート」 2019 03/15 Updated 2022.03.02 2019 03/15 Published 2019.03.15 / ぐ~ら@陸上コーチ \ この記事を共有 / B! リンクをコピーする 【スタブロの蹴り方】上手く蹴れない選手必見の「爆発力のあるスタート」 ぐ~ら@陸上コーチ B! リンクをコピーする 目次 1. 驚愕のあのレースを…2. 最大限スタブロを活かす方法3. スタートが苦手な人はココに注意4. パワー不足ではない4.1. パワーがもらえるかが勝負5. 次の記事は… 驚愕のあのレースを… ※ ↓使用している動画は、作成元に特別に許可を得て掲載しています。 この無料プレゼントでは、 ウサインボルト選手が、 世界新記録を出した100mのレースで どんな走りをしていたからこそ、 他の選手を圧倒して 勝ちきることが出来るのか。 一般の陸上選手と比べて 何がスゴいのかを解説していきます。 最大限スタブロを活かす方法 スターティングブロックで 1ミリもパワーを逃さずに 蹴った力を全身に伝えるために 「もっとも大事」になってくるのが… 「まっすぐな軸」です! ピンと真っ直ぐな姿勢ですね! スタブロを蹴った1歩目の時に 「足首・膝・お尻・肩」までが 一直線になるようにしてください。 姿勢が真っ直ぐなことによって 下半身で作った力が、上半身に伝わり、 しっかりと身体が進んでいきます。 スタートが苦手な人はココに注意 スタートでよくある悩み スタブロを蹴っても進まない 上手く蹴れている気がしない 1歩目は良くても2歩目で離される こういう経験も 多いかもしれません。 「フルパワーを出してるのに なんで進まないんだ…」 「筋力が足りないせいなのか…?」 そういう時には 「真っ直ぐな軸」が出来ているのか チェックしてみてください。 スタートが遅いと すぐパワー不足のせいにして 筋トレをしようと 考えてしまいがちですよね。 でも、 スタートが苦手な選手の 上手くいかない原因の多くは、 「力を逃してしまっている」 ということが多いです。 パワー不足ではない 足の力がないから 進んでいかないのではなく、 下半身で生み出した力が 上半身にまで伝わらないから 上手く身体が進まないんです。 特に筋力やパワーだけに頼る選手は このパターンがめちゃめちゃ多いです。 「スタートは瞬発力が命でしょ!!」 って、単純に考えてしまうと、 スタブロを「いかに強く蹴るか」だけを 考えてしまいがちになりませんか? 100%のパワーで蹴ったのだから 100%分進んでくれるのが当然だと思ってませんか? ちょっとだけ 考え方を変えてみてください! パワーがもらえるかが勝負 単純にスタブロを蹴ったから 身体が進んでいくのではなく、 蹴ったパワーの跳ね返りや 反発をもらいやすい姿勢が出来ているか、 がとても大事なんです。 スタブロの蹴った時の ちょっとした姿勢の違いだけで 下半身でスタブロを蹴った時のパワーを 「上半身まで伝えられるかどうか」が 変わってしまうのです。 スタブロを蹴ったから進むのではなく 蹴った力を身体に伝えられているから進むのです。 スタートが苦手っていう場合には パワーがどうこうの前に、 いったん自分の姿勢を 確認してみましょう! この姿勢が出来ていないと 筋トレしてパワーが上がっても 結局上手く身体に伝わらないので、 せっかくのパワーも 活かせずに終わってしまいます。 なので、パワーうんぬんの前に いったん軸を作れるようにしましょう! もちろんスタートだけでなく 普段の走りの時も同じです。 接地した時の姿勢によって 反発がもらえるかどうかや、 足の回転が綺麗に回って 早いピッチになるかどうかも、 結局パワーよりも まず「姿勢」が大事になります。 筋肉を強くするには 1〜3ヶ月必要ですが 姿勢だけなら頭のイメージを変えたり 試行錯誤しながら感覚を掴むことで、 すぐ変える事が可能です。 パワーを活かす姿勢が出来ることは エネルギーのロスを減らすので、 後半の失速を抑えて ラストに伸びのある走りが 出来るようになります。 1歩目から走りの流れを作ることで ゴールまで良い感覚のまま走れるので ぜひ「真っ直ぐな軸」を 意識してみてください! 次の記事は… 足をダイナミックかつ 素早くあげるために重要な意識があります。 1歩目までは 神経の反応の速さだけで なんとかなりますが、 2歩目からは 「走りの技術」が必要です。 走りの技術が表れる 2歩目を上手くいかせるためには、 実は1歩目の時点で 「ある意識」が必要なんです。 次の記事で、その走りの技術を 習得するために必要な意識や、 ポイントを解説していきます! 【2歩目から一気に加速!】トップスピードに乗せるスタート法 2019-03-15 ↑クリック↑