足の速さに才能は関係ない。

なぜ自分の走りを動画で見直すと下手に感じるのか?

    
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なぜ自分の走りを動画で見直すと下手に感じるのか?

 

あなたはこんな風に
感じたことはないですか?

 

結構いい感じで走れたと思って
動画で走りを確認してみたら、

「あれ?下手くそだな…」
「こんなはずじゃ…」って。

 

走っている時のイメージと
実際の走りの動きのイメージが違うこと
ってよくありますよね。

このイメージと実際の動きの”ズレ”が
大きくなってしまっているの選手が
俗に言う、”運動神経が悪い選手”です。

(補足:学術用語としての運動神経ではなく
   身体の使うことが不器用な事として今回は表現します。)

 

自分ではやってるつもりなのに
実際はできていないのです。

 

ということで今回は、

この”ズレ”を起こす人の
「ある特徴」と「すぐにできる改善方法」
についてお話ししたいと思います!

 

運動神経が悪い選手ほど
“あるもの”に頼ってしまっています

 

なたは今このブログを
身体のどの部分で見ていますか??

「め、目です」

100%の人がそう答えると思います。
もちろん、正解です。

 

人間が生活しているなかで
『90%は、目からの情報』なのです。

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しかし、実は
より「目」に頼ってしまう人ほど
運動神経は良くない傾向にあります。

 

あっ、全然ピンとこないと思いますが、

今回のブログでは身体の「ある感覚」を
使うことで足を速くする方法をご紹介します。

 

人間に備わる”5つの感覚”

 

人間は生きているときに

  • 目で見ること。
  • 聞くこと。
  • さわること。
  • 匂いをかぐこと。
  • 食べること。

これらの「5つ感覚」をつかって、
すべてのこと判断しています。

五感

これを「五感」ともいいます。

 

また5つのうち、

どれかが不自由であることを
「障がい者」と呼んでいます。

つまり、どれもなくては
日常生活で困るものなんですね。

 

感覚情報の90%は
目が支配しています

 

どれも大事な感覚ですが、
90%は目でみて判断しています。

あなたのように陸上の勉強するときも
目でみて文字を見ています。

 

  • 「文字の色」
  • 『カッコの形』
  • 「——–距離——–」
  • 「文字の大きさ」など

 

目で判断できる情報は
ものすごい量になります。

人間は90%のことを
「目」頼るしかないのです。

 

「目」に頼っている人ほど
「運動神経がよくない」です。

 

サッカーでいえば、
下手な人ってドリブルするとき、
ずーーっとボールを見ていますよね?

ボールを見ていないと、
何もできないんです。

 

上手い人は”目で見なくても”
ボールを操ることができます。

「ボールが足に吸いついてるみたい」

と言われるほど上手い人は
ボールを基本的に見てはいません。

 

陸上でも同じです。

ドリルをしているときとかに
「顔上げて!下向くな!前みて前っ!」

なんて言われたことありませんか?

 

初めてやるドリルや動きの時には
よく注意されがちですよね?

初めてやる動きは、動きの感覚がないため
「目でみたこと」で補おうとします。

 

地面との距離をみたり、
ミニハーなど使っていれば

それを見ていないと「不安」になるから、
下を向いてしまうんですね。

 

“目に頼っているまま”では
足を速くすることはできません。

 

なぜなら、走っている時は、
前を向いて走っていますので、

足が接地するところや、
身体がどのように動いているのかを
見ることはできませんよね?

 

目で見えた情報だけでなく、

  • 足の裏の接地の感覚
  • 反発が身体の中を突き抜ける感覚
  • 筋肉がどのように動いてるか把握する感覚

などの目には見えない感覚を
研ぎ澄ましていくことが必要です。

 

ほかには、

  • 地面に接地するタイミング
  • 反発を貰いやすい接地位置
  • 地面までの距離感
  • 腕や足の角度

などは、目で確認しなくても
分かるようにならなければいけません。

これらの見えない感覚情報を
使いこなすことが出来るようになると、

あなたが動かしたいように
自由自在に身体を動かすことが出来ます。

 

身体を操作する感覚が
研ぎ澄まされていくと、

自分の頭の中のイメージと
実際に走った時の動きに、
“ズレ”が生まれにくいようになります。

 

身体感覚を利用することで
初めてやる動きやドリルでも
すぐ習得できるようになります。

 

運動神経抜群の仲間入りし、

「何でもう出来るの?」
と友達にうらやましがられます。

 

でも・・・

 

身体感覚を磨き上げるのは
普通にやると難しいです

 

簡単に出来てしまうことなら
世の中に運動オンチなんて存在しません。

普通にやっていると
身につきにくい技術になります。

 

しかし、”あること”をするだけで
身体感覚にアプローチしやすくなり

効率的に習得できます。

 

「目」を捨ててしまおう。

 

あなたにやってもらいたいことは

「目を閉じる」

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これだけです。

ドリルや補強、走ってるときに
目を閉じる時間をつくってください。

※周りが安全であるかを
必ず確認してから行ってください。

 

目を閉じるだけで
意識しやすくなります

 

目を閉じることによって
90%の情報を無視してください。

そして、「身体の感覚だけ」を
集中して感じとるようにしてください。

 

もともと10%以下しか使っていなかった
この感覚を20%→30%→と増やしていきます。

増えれば増えるごとに、
身体の感覚だけで動けるようになります。

 

走っているときに見えていない
接地の感覚や、身体の動きでさえも、
「目で見るように分かる」ようになります。

 

感覚さえつかめれば、
“ズレ”がなくなり、自由自在に
身体を動かせるようになります。

そうすることで、
初めてやる動きや理想の走り動きを
いとも簡単にできるようになります。

 

“ズレ”をチェックする
3秒で出来る簡単なテスト

 

あなたの中でくすぶっている
「感覚を呼び覚ましてください」

 

最後にあなたの”ズレ”を
チェックをしてみましょう!

 

準備はいいですか?
簡単3STEPです!

 

STEP1

目を閉じます。

STEP2

両腕を真横にあげて
手・腕・肩を一直線にしてみましょう。

「T」の文字をつくるイメージです。

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STEP3

まっすぐになっているか、
片方だけ上がっていないかを

鏡か友達に見てもらって
チェックしてみてください。

 

 

どうですか?
イメージと感覚は同じでしたか?

こんなに簡単な動作でも”ズレ”があれば
走るときには「大きな”ズレ”」になります。

今のうちに直しておいてください。

 

 

ポイント

 

ちなみに「T」でまっすぐする時には

「両手の中指のツメの距離が
 なるべく遠くなるように…」

という意識を試してみてください。

 

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

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