正しい前傾姿勢を身に付ける簡単トレーニング

あなたは
なぜ「前傾姿勢」が必要なのか。
知っていますか?
世界トップ選手も
みんな前傾しているみたいだし、
先生やコーチが
「もっと前傾した方がいい!」
って、よく言っているから…
という理由だけで
前傾姿勢をやっていませんか?
「前傾した方が良さそうだから
とりあえずやっています。」
そんな選手が
とても多いように感じます。
見よう見マネの自己流の前傾姿勢では
上手くいかない可能性がとても高いです。
今回は、
- なぜ前傾姿勢が必要なのか
- どんなイメージでやったら
上手く加速に繋げられるのか
という理由と、
前傾姿勢をつくるトレーニング方法を
ご紹介していきたいと思います。
前傾姿勢トレーニングを行うと
どんな走りの感覚になるのか
前傾姿勢が上手く作れると…
まるでハイブリットカーのように
スーーーッと効率よく加速していく
スタートをすることが出来ます。
エネルギーを節約し、
まさしく『エコな走り』を
簡単に身につけられます。
前半でエネルギーを温存することで、
後半で差をつけることができます。
もしも前傾姿勢が
正しく出来てなかったとしたら…
スタート直後からエネルギーを
ムダ使いしてしまうことによって
身体の動きが鈍くなります。
エネルギーをムダにする走りでは
『ガス欠』を起こして後半失速します。
とても効率が悪い走りです。
あなたが選ぶとしたら、
- 効率良く加速し、さらに後半伸びる走り
- すぐエネルギーを使い果たし後半失速していく走り
どっちの走りがいいですか?
もちろん、効率良く加速し
後半も伸びる『エコな走り』だと思います。
でも、
いいのは分かってるけど、
なかなか出来ないですよね。
「何がダメなんだろう」
そう思いますよね?
よくありがちな悩み…
- 上手く加速できない
- トップスピードが上がらない
- 後半に失速しやすい
- 疲れて足が流れる
- スタート後すぐ顔が上がってしまう
これらの原因は
“前傾姿勢をなぜする必要があるのか”を
知らないだけかもしれません。
例えば、今あなたは
スタート~加速の時のイメージを
こんな風に思っていませんか?
「スタートしたらガンガン強く
地面を蹴っていった方がいい」
「がむしゃらにでも100%の力で
走れば加速していける」
「パワーをつければ、
当然のように速くなるはず…」
じつは、
エネルギーばかりに頼る走りでは、
速くなることはできません。
なぜなら、
身体の持つパワー以外にも
スタートを速くするパワーや
エネルギーを節約して
効率的に加速していく技術を
見失っている可能性があるからです。
なぜ前傾すると進むのか?
前傾姿勢をしなければいけないのは
もちろん前に進むためなのですが、
なぜ前傾をしただけで
身体が進むのでしょうか?
それは、
前傾姿勢を行うことで
「前に倒れる力」が働くからです。
人間は、
頭が足の裏の真上にあるときは
立っていられます。
.
身体がまっすぐな状態で
頭が足の裏よりも外にあると
身体は倒れてしまいます。
前に進むときは頭や上半身を
足の裏より前に持っていくと、
「おっとっと」って感じに
身体が倒れ込みますよね?
あえて立っている時の
バランスを崩してあげることによって、
“移動し始めるきっかけ”を作ります。
「ん~、まだよくわかんない」
そう思うかもしれないので
「分かりやすいイメージ」をご紹介します。
身体だけで出来る
イメトレ術です!
前傾姿勢を使って
効率よく走り出すイメージ
場所も時間も体力もいりません。
“たった1歩”のスペースがあれば、
誰でもできてしまいますので、
↓の写真を参考に
頭を前に倒していって、
「た、たおれる」ってときに
足を追いつかせるように一歩進んでください。
足の力を使わなくても
1歩を楽に進めるのが分かると思います。
「身体が進むって
こういうことだったんだ!」
という感覚を
つかみやすいと思います!
倒れ続けながら、
足が追いつかせていく
前傾姿勢で加速していくときには
この倒れるイメージを連続させて
「倒れ続けながら、
そこに足が追いつかせていく」
というイメージを持ちましょう!
①倒れる
②足を追いつかせる
①→②のように、
2テンポになってはダメ!
2テンポになってしまうと
タイミングが遅れて足が流れたような
走りになってしまうこともあるので、
「倒れる」と
「足を追いつかせる」のは
同時にやるイメージで
やってみてくださいね!
↑のイメージがピンと来ない場合は
“みぞおち”と膝を同時に進めるような
意識を持ってみてください!
重い身体を筋肉だけでがむしゃらに
力任せに蹴っていくのではなく、
身体の重さを使って加速することで
まったくエネルギーロスのない
スマートな走りができます。
前半は力を温存し、
後半の勝負に備えることができます。
スタートから一歩抜け出して
後半も落ちることなく走れるので
「先行逃げ切り」
してしまうことも可能です。
「独走」だって夢ではないです。
無駄のない走りに、
「かっこいい~」と
マネしたくなってしまうかもしれません。
まさか後半失速したくないですよね?
「前半だけはいいのに…」と
バカにされたくないですよね?
スタートの出遅れは
心の焦りにつながります。
「やばい、出遅れた」
そう思った瞬間に、
あなたの身体はガチガチになり、
はやく追いつこうと
顔がすぐ上がってしまいます。
もし、あなたが
本気で足を速くしたいと思うなら、
“前傾姿勢”のイメトレ術を
必ず行うようにしてください。
1回だけでいいです。
今すぐしましょう。
たたみ1畳分あれば出来ることなので
10秒以内に必ずやってください。
ヨーイ、ドン。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
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